奄美から世界の海へ白畑瞬のブログ

　最近ブログがおろそかになっていました・

気づけば一ヶ月以上・・最近はというと４月からもっとカヌーに打ち込めるように

仕事を変え、今までで一番海と向き合えている気がします（＾＾）

今日はまじめにブログを書きたいと思います。


僕が生まれたのは奄美大島


育ちも奄美大島

東西南北と海に囲まれていてどこを歩いていても一日一度は必ず海の青が眺められます。


日本もたくさん良いところがあるし、いろんなレースに出てきたけどその土地の食べ物とか

景色とか素敵です。

最近フェイスブックを通してたくさんの情報が得られるようになり素敵な場所をたくさん知ることが

できました。

僕が住んでいる奄美大島も海山川が綺麗でとても居心地のいい島です。
だけどカヌーに出会うまでは奄美の良さがわからないまま１８年育ってきました。

都会にあこがれて標準語を覚えたり、なまりを隠したりして都会の流行を追いかけていた
頃もありました。
また親達も子供の頃から方言の禁止や島の文化を否定されて育ってきました。
なのであまり島のことを知りません。
（方言をしゃべると廊下で正座をさせられたと親から聞きました）
学校の授業でも島の歴史を学ぶことはあまりありませんでした。
親達が上京したときの話を聞いたらとてもじゃないけど、ひどい話ばかりでした。

そんな島の歴史や奄美の良さを何一つわからない僕だったけどカヌーに出会い海に漕ぎ出し


海から島を眺めたとき奄美大島生まれという誇りを持つことができました。

レースを通してハワイに３回ほど行ったのですが、ハワイも昔文化を否定されてきた島だと
聞きました。
そしてホクレア号という風とスターナビゲーションで何万キロも航海したカヌーでハワイアンの
誇りを取り戻したと知りました。
そして今奄美の人達もそれぞれの思いを胸に誇りをもっていると感じています。
僕の夢は少しでも奄美の若い世代がカヌーで海に漕ぎ出し何かを感じてもらいたい
そんなみんなが集まれるカヌークラブを作っていくのが夢です。
そして４月からエコー奄美の森山さんや広島アウトリガーカヌークラブの
中尾さんの協力のおかげで夢に向かっての一歩を踏み出すことができました。

最近はとてもパドル仲間が増えて毎日が楽しいです。

土日は高校のコーチやスクールをやっていて平日はトレーニングに打ち込むことができています。

部屋にはベットしかないですが近くには海がめやクジラがいる海が広がっているので最高です。

じゃあ普及するためにはどうしたらいいか？

この課題をつねに模索しながらパドルをする日々です。
７月にはシーカヤックマラソンで自分の漕ぎができて、これまでの人たちに感謝の気持ちを思いながら
漕ぎきり８月のサーフスキー世界大会にもって行きたいと思います。
今までいろいろありましたがそれでも信じてくれる方達に感謝しています。
ありがとうございます。